さてさてさて―― ６時30分過ぎ、いよいよクリスチャン・ベールをはじめ、来日メンバーが リムジンでけやき坂に乗りつける。 とはいえ、本日の主役たちはとうぶん、入り口付近でサインと握手をして、 各社のインタビューを受けるので、スチルカメラの前に来るのはだいぶ先。 お茶でも飲んでのんびりと待って……いるわけにはいかないので、落ち着かない。 今日は観客も撮影自由なので、「写メ」をする手が波打って見える。 写メしては、友達に電話して実況中継だ。そう、今夜は全員が記者なのだ。 （ あとでネット見たら、観客の皆さん、プロのような写真をブログにアップしてました。ううう、なんでみんな、そんなに上手いの ）。 by ミノルタ・ディマージュEX 巨大スクリーンの渡辺謙を写メする手手手。 さて、最初にスチルカメラの前にやってきたのは モーガン・フリーマン。 もうここらへんになると、女性たちは、誰でも彼でもアイドル扱い。 「モ〜ガ〜〜ン」 今夜はモーガン・フリーマンもハリウッドの重鎮ではなく、 アイドルスター堂本光一くんなのだ。 いかにもレッドカーペットな風景でしょ？　スマートなモーガンおじさまです。 そして、妻であり、プロデューサーでもある エマ・トーマスと仲良く手をつないだ 監督のクリストファー・ノーランも登場。 （スクリーンに映ったとき、一瞬、 　やや太ったデカプリオかと思った。 　似てません？？）。 ほっぺのつやつやした、ほんとに若い監督さんです。 記者会見の写真が少なかったので 本日は大画像でお届けしましょう。 ところで、ノーラン監督もクリスチャン・ベールも 奥さんと手をつないで登場しましたが、 はやりなんでしょうか？ レットカーペットといえば、 手をつなぐのではなく、 腕と腕のエスコート・スタイルだと 思っていたのですが……。 昨日とはお召し物も新たな ケイティ・ホームズが現れると、 女性客からさかんに、 「細〜い」「可愛い」という声が。 スターの周りはごっついＳＰの方々が かためている。 何が起きるかわからんものね。 トム・クルーズなんて 水鉄砲攻撃受けたし。 （あのドッキリは笑えない。 　逮捕されたスタッフ一同を見て 　大笑いしたけど） きれいな背中！ バットマンの登場！ パーティーなどは いつも奥様と一緒だそうです。 それにしても驚いたのが クリスチャン・ベール。 舞台挨拶の直前、 他のみんなはまだ観客と握手したり、 サインしたり、 華やかに振舞っているのに、 ベールくんは隅っこに腰をおろして、 控えめにしている（というか、疲れて ボーッとしてるような……）。 銀幕では、凶暴なダークナイトや 危ない殺人鬼の顔を見せる男が、 まるで、遊園地で迷子になった 子供のようにおとなしいのだ。 客席からさかんにかかる 「クリスチャ〜ン」という声に 応える仕草もほんとに恥ずかしそう。 しまいには、 渡辺謙が彼の腕をつかんで、 「主役は君だよ」と言わんばかりに、 兄貴っぽく引き立てているような 場面もあった（写真右→）。 （実際にはなんて言っていたかわからないけれど）。 やはり、バットマンはいろんな顔を 持っていたのだった。 by LEO １ ２ ３ ４ ５ ６

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