やっとそれらしき黒塗りの車が到着。最初にプロデューサーのリチャード・D・ザナックが到着。
続いて、昨日の記者会見には出席できなかった音楽のダニー・エルフマンおお、この人も生で拝めるなんて!)、
ティム・バートン監督が車から降り立つ。
そして、ついにジョニー・デップの登場。
東京タワーまで届きそうな悲鳴に包まれるアリーナ!

『バットマン ビギンズ』のプレミアがアカデミー賞授賞式の雰囲気ならば、
今夜はアイドルのコンサート。熱狂的なノリだ。

来日ゲストが入場し、観客席のファンにサインを始めると、
憧れのデップを目の前にして、ついに泣きだす女性もちらほら。
涙が怒濤のイベントに華を添える。


   
 MC赤坂は遠い。
 望遠でもちゃんと写らない。
 で、シルエットだけ記録。



←向かいのビルにいる人たちも
 仕事の手を休めて見物。


入り口付近でサインに応じるバートン。
この奇妙な造花が客席のあちこちで揺れていた。
チョコファク・グッズ?





あとで何人かの観客に聞いたのだが、さすがにデップが近づくと、少しでもそばで見たいという群集の動きで、カーペット際を確保したラッキーな人たちはフェンスに胸が押しつけられ苦しい瞬間もあったが、「押さないでください」のひと言で観客は後退。それ以上の混乱は起きず、怪我人なども出なかったらしい。


熱狂的なイベントで事故が起きないというのは、実はすごい。あれだけ叫んでたのに乱心しなかった観客も花マルだが、このイベントを仕切った会社、そしてスタッフは、できる!

ただ、お祭演出について、重箱の隅をつつくと――
今回はなんでこういう段取りになったのか(きっと意味はあるんだと思うが)、国内の著名人ゲストが来日ゲストのあとに入場し、来日ゲストと国内ゲストが渾然一体となってカーペットを進むことになり(もちろん、カーペットのラッシュアワーはお祭りのうちなのだが)、しまいには、デップたち一団の脇を急かされるようにすり抜けなければならない国内ゲストもいて、これはやや気の毒だった。
そのせいで、全体的に『バットマン ビギンズ』のプレミアのほうがバランスよく華やかだったという印象を受ける。
もちろん、盛り上がりはすさまじい。あれはあれ、これはこれ、なんだけれどね。
(すっかりイベント評論家になってます、あたし)。

ま、うだうだ語るのはよしにして、と。さくさくーっと写真いきましょうか、写真。





















これがバートン監督作品の
ほとんどを手掛ける鬼才、
ダニー・エルフマン。
ほんとに今、ひっぱりだこの作曲家。
オインゴ・ボインゴを組んでた頃の面影はすっかりなくなって、教授って風情ですな。


公式サイトにも載ってた通訳(?)の美人、気になります。







by LEO
いよいよ、デップ接近の気配。
カメラマン席もかなり熱を帯びてくる。


by LEO
警備態勢は万全。


見てくださーい。どこかで、「ジョニー・デップ、3日とも同じ服」と書かれていましが、この夜、インディ・ジョーンズのようなフェルト帽以外、ジャケットも靴もすべてお召し換えしてますよー。


こうなったら失敗ショットも放出だい。
噛みつきたい首筋?

今度は使いまわしだっ(ヤケ)。

バートン、エルフマン、デップの
黄金トリオ揃いぶみ!
豪華オプション(ザナック)付き。




このコンビで、いったい何本の名作を
送りだしたことでしょう。


ほんとにヤケっぱちの
失敗ショット放出。
ゴードン長官に扮した
ゲイリー・オールドマンでは
ありません、
ジョニー・デップですよ。





右端にいるのはグリーンカーペットの座敷童です。
いえね、記念撮影タイムだったのに、けっこう落ち着きないんだ、バートンが(笑)。子供みたい。

 



もうここらになると、カメラマン席も目線とコメントが欲しくて、必死。
「ジョニーさん、ジョニー、ジョニジョニジョニー!」て、辻元議員みたいに連呼する記者。
「ジョ〜ニ〜〜!!!」なんて仕事を忘れているとしか思えない声色で叫んでいる女性も……。
ミーハーにかけては人後に落ちない私も、ちょい負けそう……。

(あのねー、ティムもダニーもリッチーもいるのよ〜〜!!)

私の隣にいた女性二人組の記者は、画用紙に「Mr Jonny」と大きく書いて、コメントをもらうために準備万端ととのえて、必死に声をかけたのだが、届かず。
彼女たちが、コメントをもらえれば、その間、私も余裕で写真が撮れるから、「頑張ってくださいね!」と応援してたのに。残念。








「おばさん、どいて!」
男のカメラマンが叫んだ。
ええっ! 通訳の戸田奈津子に対して、おばさんて言ったの!?
「戸田さん、どいて!」再三叫ぶカメラマン。
ああ、びっくりした。戸田さん、か。
それにしても、あんなぶしつけな言い方していいのかな。こわ。

昨日に続き、今夜もスチルカメラマン席は、けっこうミーハーなお仲間がいっぱいいる様子で、「今日は頬がゆるんでも許されるわ♪」なんて、のほほんとしていたのだけれど、筋金入りの一声でびびる。
彼らは、「撮れてなかったらどうしよう〜」では済まない。そりゃ声も荒くなるというものか。


                             



 

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