ミーハー見聞録、第3弾は、まさにミーハーレポの名に恥じない、 
ジョニー・デップ様来日の狂騒をお伝えしましょう。

注!お仕事な記事でもオツな芸能レポでもありません。
有名人を見ちゃったおばちゃんのひとり井戸端会議です。
9月3日(土)、ジョニー・デップは台風と共にやって来た。
成田には2000人とも伝えられる大観衆がプライベートジェットで到着したジョニー・デップを出迎えた。
クセモノばかり演じているのに幅広い層に好かれるデップ。どうやら、『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち』(2003)のヒットでさらに人気がブレイクしたらしい。
あの寝不足ジャンキーみたいなヤバい海賊役でブレイク? そりゃ私も好きだけどさ。
今回のウォンカさんもかなり危ない雰囲気。危ない路線のまま、女性の心を制覇しちまうなんて、心憎いね、ジョニデ。

ま、そんなわけで、今回の記者席はかなり混雑しそう。
そこで、急遽ヨドバシでミノルタ7700iにつけるタムロンの望遠レンズを購入。スタジアムのような場所でのズームアップには力不足だが、そこそこ遠くのものも1メートル以内のものも撮れるという小回りの利くところが気に入った。
けど、あまりに慌てていたため、このレンズで撮れる写真の雰囲気がどんなか、なんて全然考えなかった……。あたし、熱に浮かされてるなぁ。
(例によって、by LEO と書いてあるのが、レオタックスで撮ったヘタヨコ写真です。でも今回、どーしょーもなく失敗。レオで紗がかかったみたいな――別名ピンボケ――デップ様、撮りたかったな)


スチルカメラマン席のお白州責め苦を
乗り切るため持参した木の枕。
でも枕はお尻を載せるものに非ず。
役に立たなかった……。

by LEO

明けて9月4日(日)、日比谷の帝国ホテルにて、『チャーリーとチョコレート工場』(ワーナー・ブラザース映画配給)の監督ティム・バートン、プロデューサーのリチャード・D・ザナック
(驚いた!!)、主演のジョニー・デップの来日記者会見が開かれた。


帝国ホテルのロビーにはざっと見て数百人のファンが集結。
うお〜〜熱い風景だ! いいねいいね、絵になるねぇ。
しかし、ファンはどうやって、こういう情報を得るんだろう。私もふだんはオッカケ者だが、情報を得ることにかけては全然駄目。ちょっと後学のために訊いてみた。
TSUTAYAオンラインで知りました
なるほど、ちゃんとした情報なんだ。どうりで、ホテル側は仕切りを設けてはいるが、集まったファンを邪険に扱ったりしていない。ファンも無軌道な行動に走って騒ぐ人はいない。

また、今回は雑誌か何かの募集で、会見場に入るチケットを手にしたファンもいるという(未確認情報です。何人が入場できたのでしょう。あとで調べておきます)。
「私たちは持ってないんです〜」「羨ましい〜〜」
だよね、やっぱ生で見たいよね。
そういえば、さっきスチルカメラマンの受付待ちの列に、『NANA』のパンク少女みたいな、けっこう可愛い2人組が並んでいて、「ここ、スチルの最後尾ですか?」と訊いたら、「え……ええと、わたしたちは……」と、どこかへフェイドアウトしてしまった。どうやらチケットのないファンだったみたい。
だよね、やっぱ生で見たいよね。
なんだか、チョコレート工場の門が開く場面の再現みたいだ。

by LEO
背景に溶け込んでだまし絵みたいになっちゃった、
毎度お馴染み、司会の襟川クロ。


それにしても、今回の記者席、女性が多いこと!
しかも、スチルカメラ席の会話を聞いていると、「どうしよう〜、全然撮れてなかったら」なんて、私みたいなこと言ってる人がけっこういる。カメラもこぶりなデジカメだったり。
おお、I'm not alone !

スチルカメラマン席のこみ具合はかなりのもの。
開場前、整理券配布で「どうなってんの?」という場面はあった。
でも、ルーカス来日会見場での修羅場(んな大袈裟な)のあとですからね、もうここは楽園。混乱もいさかいもないし、渡された資料はあいかわらず親切丁寧。

また今回も、質疑応答中はお白州責め苦状態。体中の関節痛に苦しむおばちゃんには、1時間のお白州、つらい。
まあ、外で何時間も立って待っているファンのこと考えたら、あまりヘタレな愚痴も言ってられないわな。

by LEO
記者控えの間にて、コーヒーがふるまわれる。
こいつぁ、ちかごろかっちけねぇ。
喉渇いてたんだ〜!



by LEO

by LEO
ちょうど前にいた女性は、脚立を横倒しにして座っていたのだが、これがちと邪魔だった。
私はというと、フォトセッションで、怒られたりするような不始末がないよう、膝立ちでシャッターを押しまくったのだけれど、その高さだと、どうしても前の人の手やカメラが誰かにかぶってしまう。
でも、私が中腰になれば、後ろの人のカメラには私の影が映って、「チェッ! 邪魔くさい」ということになるのだから、それもイヤだものね。
今回は人と人の隙間から盗撮気分。

さて、熱気むんむんのなか、会見は、きっちり定刻に始まった。
狂言なかば、お耳汚しまする。
会見の発言は、録音した音声の通訳をもとに書き起こし、それから公式サイトに掲載された記事を参考にし、現場でのちょっとした誤訳などを訂正しました。
それでも、「ここはどうかなぁ??」と思う点などあるので(誤訳ではなく、ニュアンス)、英語がまったくわからないのに、またテープで原語を何回も聞いて、せめて拾える単語から想像。
本当は、今回、エフエックスの翻訳メンバーに頼んで、原語の書き起こしをしてもらい、対訳で載せたかったのですが、翻訳者は別の仕事でおおわらわ、あえなく断念しました。
もっとも、最近の会見なんて、あらかた雑誌やテレビで聞いた発言ばかりで、たいした旨みはないです。しかも、話し言葉だからして、語尾は消えるし、主語も変わるし、文法どおりの英語ではない。書き起こしは時間かかるし、読んで勉強になるわけでもない。
でも、やってみたい、と思ってます。いつか。

ヘレナ=ボナム・カーターとの生活で、すっかり幸せ太りしてしまった(?)ティム・バートン監督
いつも、当意即妙な応答で笑わせてくれるし、質問には真摯に答えてくれる、私としては好感度ナンバーワンの監督。
(わたくし、ヘレナのファンなので、もしかして一緒に来日……なんて期待してたけど、大物女優だものね、やはりそれはないか)

御大、リチャード・D・ザナック。小柄だけれど、タフな印象。

ウェスタン・スタイルで登場のジョニー・デップ
たしか、『パイレーツ』続編撮影の合間を縫っての来日だと伝え聞く。この髭はスパロウ船長のもの?
(眼鏡をかけた姿は落ち着いた学者風で、『シークレット・ウインドゥ』に近い感じかな)



デップは今回の熱狂ぶりにやや驚いた様子で、
「次は10年も経たないうちに、また戻ってこられるように努力したいです」
と、しみじみした調子で挨拶。




ティム・バートンとジョニー・デップのコンビは『シザーハンズ』(1990)に始まり、『エド・ウッド』(1994)、『スリーピー・ホロウ』(1999)に続いて4回目。
そして『チャーリーとチョコレート工場』のあとに公開されるバートン監督のストップモーション・アニメ作品『コープス ブライド』で、デップはヘレナ=ボナム・カーターを相手役に声優に初挑戦している。

黄金バッテリーと言ってもいい、バートン監督との関係について質問されたデップは、
「深い信頼感がある。心の底から信頼している」と答えた。
そして、「信頼の先にあるのは“お楽しみ”だ」とも。
「一緒に楽しい時間を過ごすことができるんだよね。ひとつの場面について、僕たちはあらゆる可能性を考えながら撮影するんだ」とデップ。
信頼を基盤に、楽しい現場にすること、それがバートンとデップのスタイルだということだ。

一方、バートンは、
「ちょっと予想していなかったよ。『シザーハンズ』で初めて顔合わせしてから、会うたびに目をみはるような俳優になって……なんていうか、おかしな衣裳を着て、おかしな役を演じる。そんな彼と仕事をするのがすごく好きだ。彼はすごいよ」
と、amazingを連発。



微妙な距離の違いで、バートン監督はお肌のもっちり感までわかるくらい「きれい」に撮れるのですが、
デップくんにはストロボが充分に届かないせいか、ちょっと薄っぺらい感じ(泣)。
ザナック氏なんて遠すぎて紙人形みたい。
私、昔から、バートンを綺麗に撮ることにかけては自信あります!(涙)




今回、私の敵はマイク……。
この位置からだと、どうしてもマイクが
顎のあたりにかぶってしまうのでした。。。



ザナック氏はハリウッドのドンです。


                                  



 

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