それぞれの「お気に入りの場面はどこですか」という定番の質問もあり。

デップは、
「好きな場面を選ぶのは難しいけれど、撮影で思い出に残っているのは、ティムが僕や子供たちをガラスのエレベーターに閉じ込めて、100フィートの高さに宙吊りにしたこと」と回想する。
「暑いエレベーターの中で、(雪の降りつもる)チョコレートの山(fudge mountain)を想像して演技するのは、ちょっとない体験だった」
ちょっと恨みこもってる(笑)。

バートンも、好きな場面を選ぶのは難しいと前置きしたうえ、
「しいて言うならリスの場面。リスが苦手だから。自分の恐怖心を拭い去るという意味でも、あの場面は必要だった」
と本気か冗談かわからないバートン節。

「私もいちばん好きなのはリスの場面と言おうと思ったんだけどね」とザナック。「あそこでゴミ・シュートの中に捨てられるベルーカ・ソルトという少女が大嫌いだから。いい気味だと思ったよ」
ザナックさん、嬉しそう。

「それはさておき」とザナックさん、もうひとつ重要な「お気に入り」の場面をプロデューサーらしくアピール。
「ジョニーが初めて(皆の前に)登場する場面だ。それまでほとんどウォンカは姿を現さないから、この場面はとても重要だった。ウォンカがどんな人物かを説明し、まさにみんなの期待にどう応えるのかという場面でもあるしね。ジョニーは本当に完璧な演技をしたよ。子供っぽくて、風変わりで滑稽という、すべての要素がある。劇中の子供たちや親たちと同じようにも、観客もこれから始まる工場見学への期待感が高まるわけだ」

ティム・バートンと、『PLANET OF THE APES 猿の惑星』(2001)に主演したヘレナ=ボナム・カーターとの間に、2003年に男の子が生まれた。その事実がこのファンタジー・アドベンチャーにどのような影響を与えたかと訊かれたバートン、
「いや、僕が赤ちゃんを産んだわけじゃないので……」と軽くジャブで応酬。
「子供を持つという感覚は、ショッキングで美しい体験だった。でも、まだ子供はホラー映画かエイリアンの世界のものという感じだ。今のところ子供の影響を受けてはいないね。まだショック状態にある」

その息子ビリー・レイモンドは『チャーリーとチョコレート工場』にちらりと出演している。
今後、へレナ=ボナム・カーターと監督、ビリーのコラボレーションもあるのでは、という質問には、
「これが彼の最初で最後の映画出演だ」と否定。「画面を横切るだけなんだけれど、そのたびにカメラを見てしまうから、20テイクも撮り直さなければならなかった。もう絶対使わない」

プロデューサーめいた厳格口調にまた笑わせてもらいました。そんなこと言っておいて、何年かあとにファミリー映画なんてなしですよ(ヘレナの無駄遣いはやめてね)。



続編についての質問に、ザナックが答えた。
「版権を持っているスタジオが決めることだが、今までの経験から言うと、続編が第1作のレベルを保つのは難しい。続編がうまくいくというケースはとても珍しいんだ。ただし、ティムとジョニーが、本当に素晴らしいスクリプトを出してくれたら、検討したいと思う。もっとも、この作品は1作で充分成立していると思うよ」

続編て、ウォンカさんの子供いじめシリーズとか???(それなら私的には歓迎だけど)


目線バラバラ。ほんとは仲が悪い3人。
嘘です嘘。ていうか知りません、そんなこと。


ジョニー・デップの淡々とした喋り方はちょっとモッくんに似ているかも。
俳優としての色気もそこはかとなく同じにおいを感じるな。
ついでに言うと、堂本剛くんもちょっとデップに似た雰囲気がある。
でも、モッくんと剛は似てないな。


バートンとデップの蜜月は続く。
これからもオモロイもの見せてください。
『シザーハンズ』『エド・ウッド』を超えるような……。


                             



 

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