秋の映画“隠し玉”となった『チャーリーとチョコレート工場』、
そのレッドならぬグリーンカーペットのにぎわいを
写真を中心にだだだっと雑把にお伝えしましょう。


注!お仕事な記事でもオツな芸能レポでもありません。
有名人を見ちゃったおばちゃんのひとり井戸端会議です。
そしてジョニデの写真、少ないです。出し惜しみしてるんじゃなくて、
失敗しました。ごめんなさい。



2005年9月5日(月)、六本木ヒルズでティム・バートン監督作品『チャーリーとチョコレート工場』(ワーナー・ブラザース映画配給)のジャパン・プレミアが開催された。
3日(土)には人気俳優ジョニー・デップ10年ぶりの来日で、約2000人のファンが成田空港に集結。プライベートジェットから降り立ったデップがロビーに姿を現すと、泣き出す女性もいたという。
翌4日(日)、帝国ホテルで行われた記者会見では、数百人のファンが会場を取り巻くという光景が見られた。
ちょっとしたジョニー・タイフーン到来である。

9月4日深夜、東京は集中豪雨に見舞われ、一部地域で多大な被害が出た。
普連土時代からのダチで、一時期、J×NEで漫画家をやっていたこともあるという過去を持つ日本語教師、稜の家も、地下室が水没。私がうきうきとプレミアのために支度をしている頃、彼女の家は「潜水艦映画みたい」な危機に見舞われていた。

それでもミーハーレポは続く。許されよ。

横なぐりの雨が降るなか、ジャパン・プレミアは開催されるのか。
ただでさえ忙しそうなワーナー宣伝部に電話して確かめるのはちょっと気がひける。
そうだ、ワーナー・ブラザース宣伝部3兄弟が立ち上げたお役立ちブログがあるじゃないか。
はたして、そこには分刻みで情報がアップされていた。3兄弟さんに感謝!

この日、チョコレート工場を模して、六本木ヒルズのアリーナにはレッドカーペットならぬグリーンカーペットが敷きつめられる。
やはり、アリーナに設置されたチョコレート工場の飾りつけも夜中にダメージを受け、雨のなか、スタッフが必死で修復に努めているらしい。
しかし、「集中豪雨にならないかぎり決行」とある。これは、修復の様子を写真におさめなければ!と現場に向かう。

やや早めに行ったつもりが、まったくもって甘かった。
修復作業は終わり、すでに大勢のファンと報道陣が会場を取り巻いている。
今回も私はカーペットのお尻の位置を狙う。受付はまだ始まっていない。プレス用整理券の列らしきものも見当たらないので、周囲をぶらぶらして、ファンの人や警備の人とお喋りなどする。

by LEOTAX

今回、グリーンカーペットを観覧するゴールデンチケットを手にしたのは約500名。『バットマン ビギンズ』と同じく、イベントを観覧するか、劇場で試写を観るか、の二者択一。もっとも、なかにはネットオークションで両方のチケットを入手した人もいるという。
しかし、チケットを取れなかったファンも会場に足を運び、一目ジョニー・デップを見たいという一念で、風雨にさらされ、何時間も待っているのだ。

警備関係者の話では、「早い人は、朝4時には来てましたね」とのこと。「こんなに集まったのは、マライア・キャリー以来ですよ」
トム・クルーズのときよりも大騒ぎらしい。

そうこうするうち、エフエックスの高貴さんと、ムービーカメラを携えた記者Hくんと合流。Hくん、ピーウィー・ハーマンのジャケットを着用。渋い!
ちなみに私はシザーハンズのTシャツ。またワーナーのイベントで20世紀FOX。いいかげんにしなさい、お姐。

左がHくんのピーウィー・ジャケット、右が私のエドTシャツ。
隅に写ってるのはバットマンとヴェイダー卿のお面だす。

by LEO

by LEO
開場前の打ち合わせをするスタッフ。出陣の気構え!

昨日の記者会見のときも、整理券の列がどこかよくわからなくて、失敗している。
会場整理にあたる係に訊いても、言ってることはまちまち。「最後尾」の看板を持った人もたまにどこかへ消えてしまうから、ますます混乱。
この日も、スチルカメラマンの列だと訊いて並んでいた列は、ムービーカメラの列だったりして、慌てて移動。もらった整理券番号はすでに100を超えている。ま、なんとかなるさ。
開場前に、出陣する武将のように真剣に打ち合わせをするスタッフの様子を見ているので、多少の混乱があっても、責める気になんてなれない。

by LEO
ここがゲストの入り口。

by LEO
やっと開場時間となる。
この頃には、アリーナ周囲だけではなく、けやき坂の両側に人がひしめいていた。その数は1000人は超えただろうか。
ときおり強くなる雨風とあいまって、ただならぬ熱気である。

会場にはいる観客と記者にはビニールレインコートが渡される。これは、なんともありがたい心配り。アリーナには屋根があるものの、位置はかなり高いので、どうしても雨が吹き込むのだ。
一方、会場の周りには傘の花が咲いているが、それでも何時間も立ちつづけて、ファンはずぶ濡れだ。

今夜は警備員の数も異様に多い。観客席にも警備員が配備され、混乱が起きるのを防いでいる。
たしかに、会場の内外は、一触即発の危険な空気をはらんだ興奮に満ちてきた。

by LEO
お近づきのしるしに握手……じゃくて、
入り口でレインコートを手渡されている図。

by LEO

by LEO

by LEO
グリーンカーペットの水溜りを排水掃除中。

by LEO

午後6時半、カーペットを覆っていたビニールが取り払われ、イベントが開幕。
カラフルなライトが会場と雨を照らし、ちょっとしたティム・バートン・ワールドが出現する。

いつものようにアリーナ脇の巨大液晶ビジョンに、予告編や特別公開場面が映し出されると、会場の期待感が高まる。
夏にはここで野外映画大会など催したら面白いだろう。映画館とはまた違ったスペクタクルな趣がある。


by LEO
観客席最前列には垂れ幕も。
メッセージが隠れちゃって読めませんが……。

by LEO


                                  



 

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